エイミさんの気持ちを初めて知った時は、正直言って動揺していた。

何故？

彼に振られても想いは変わらない。

そう言っていた。

では、彼は……？

あの時の瞳はなんだったのだろう？

誰よりも強い。でも、本当は脆くて自分の罪を償う為に自らの命を削りつけてまで戦う。

その姿は何回見てもわかっていた。

時折見せる彼の優しさの瞳。

不器用でかすかに微笑む笑顔。

兄のように、とても頼りになる人。

エイミさんが言ったように、彼は純粋な人。

そう、あたしは知っていた。

知っていて、気づかないようにしていた。

でも、あたしは……。

ああ、

なんてばかなんだろう。

こんなにも彼に惹かれていたのを…。

今度の戦いが終わったら、伝えよう。

今のあたしの気持ちを彼に知ってもらいたい。

たとえ受け止めてくれなくても構わない。

ねぇ、これくらいいいよね…？

ヒュンケル…。








Fin






後書き・・・



これは・・・ううっ駄作だぁーっ！！
都合のいいところですねぇ・・・。何もいうことありません・・・。
愚痴は聞きます・・・。どうぞ、メールで麓樹まで・・・。